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日本最古の時計台

日本最古の時計台は、札幌市時計台か
豊岡・出石城下町の辰鼓楼(しんころう)
のどちらだったのかの論争に終止符が打たれ、
27日差で札幌市時計台が最古と判明しました。


 

その日付は1881(明治14)年8月12日。
今年で140年になるのですね。

 

しかし辰鼓楼の建造自体は
それより10年前の1871年4月14日で
当初は太鼓をたたいて時を知らせていましたが、
札幌市時計台が動き始めたのと同じ81年、
地元の医師が機械式大時計を寄贈して
時計台になりました。
詳しい日付がわからなかったため
どちらが先に動きだしたのかは謎でしたが、
今回ようやく結論が出たようです。

 

 

 

日本最古の時計台となった札幌市時計台ですが、
正式名称は「旧札幌農学校演武場」といい、
もともとは武芸練習場・屋内体育館として
建造されましたが、現在は1階は大展示室で
「札幌農学校の全景模型」や「時計台の概要」、
「札幌農学校の卒業生プロフィール」や
「市民と時計台の関わり」が展示され、
2階は貸ホールとしてコンサートなどの
イベントが頻繁に開催されています。

 

 

塔時計の仕組みは、鳩時計と同じ振り子時計で
動力にはおもりを使っていておもりの巻き上げは、
人の手で現在も週2回程、行われているそうです。
時計塔は、高さ約19m、内部は5階建てになっていて、
文字盤は5階で内側に226kgの鐘、4階に時計機械、
3階で振子が揺れ、現在も正確に時を刻み続けています。

 

塔時計が当時の姿のまま動き続けているのは、
世界的にもあまり例がないのだそうです。

 

 

札幌市民として日本三大がっかりのひとつなんて思わずに
もっと誇りをもって紹介していきたいですね。

 


菓か舎さんが出している
左:洋風まんじゅう「札幌時計台」
右:パイ饅頭「札幌時計台ロット738」

ちなみに「ロット738」の由来は
札幌時計台の塔時計の製造番号が
738番でそこから取ったとのことです。

どちらも美味しかったです( ^)o(^ )

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