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ポケモンはゲットならず

今回はオリンピックの話題です。
僕が個人的に注目していた男子サッカーは惜しくも予選敗退となってしまいましたが、
男子柔道は全階級でメダル獲得、男子水泳では萩野・瀬戸が一緒に表彰台に立つなど
メダル獲得数もこのブログを書いている13日午前の時点でアメリカ、中国に次ぐ3位と日本選手団のロマンチックが止まらない。
、、間違いました。快進撃が止まらない、ですね。C-C-Bになっちゃいました。(笑)
さて今回もしっかりとスベったところで、体操個人総合の話をしてみたいと思います。

団体での金メダルに続き、個人でも44年ぶり史上4人目となる連覇を達成した内村選手(以下内村)。
これでなんと世界大会8年連続優勝となったわけなのですが、あまりの強さに海外メディアからは
「あなたは審判に好かれているのではないですか?」との質問が飛び出すほどでした。
このいつもいつも内村、という状況がよほど面白くないんでしょうね(笑)

一緒に表彰台に上がったライバルたちからも「彼のパフォーマンスはクレイジー」
「体操界の王様。フェルプスやボルトのように」と絶賛されていました。
ライバルからここまで言われるとは、いかに内村が偉大なのかを改めて感じることができました。

そして内村に惜しくも敗れ銀メダルとなったウクライナのベルニャエフ選手の「神対応」には感動しました。(以下ベルニャエフ)
最後の鉄棒では会場から、内村勝利に対するブーイングがあったほど微妙な採点だったようですが、
内村と笑顔で握手し、互いの健闘を称えあっていました。
それだけではなく、先程の海外メディアからの質問にも
「スコアはフェアで神聖なもの。内村選手はいつも高得点を出している。それは無駄な質問だよ」
と内村本人以上に強く否定し、かばっていました。金メダル欲しかったはずなのに
、、ベルニャエフめっちゃいい人ですね!

このベルニャエフ、練習環境は最悪だったようです。
現在、祖国ウクライナが分断状態で不安定になっていて
体操競技への国からの支援はほぼ皆無。
器具は壊れっぱなし、床を修理するお金もない。
国から出る給与は月100ドルほど。他国とは10倍以上の差があります。

仲間たちがロシアやアゼルバイジャンへと国籍を移していく中、ベルニャエフにも
高額での国籍変更のオファーが届いたのですが、
「家族も親友もいるウクライナが僕の祖国だ!」と思い留まった。
そして毎週のように中規模の大会に出ては賞金を稼ぎ、活動費に充てていたそうです。

あの神対応コメントに加えてこんな素晴らしい裏話を聞くと、
ベルニャエフにも金メダルをあげて!と思ってしまいました。

 

オチトーク、、
さて、今オリンピックを最高の結果で終えた、いつもクールな内村が
その舞台裏で大ピンチを迎え、完全に動揺していた件(笑)をご紹介して今回のブログ締めくくりたいと思います。

今、爆発的な人気を博しているスマホゲーム「ポケモンGO」を現地ブラジルでダウンロードした内村。
なんと、その通信料が50万円になっていたと言うのです!笑
このゲームは(日本、アメリカ、ヨーロッパ諸国など世界40か国のゲーム対応国に)
スマホの画面を通してポケモンが出現する(その国限定で出現するポケモンもいる)
という最新技術を使った画期的なゲームなのですが現地ブラジルは「ゲーム未対応」となっていたようです。
内村はその事に気付かず、おまけにデータ通信の設定が定額制プランから外れていたことにも気付かずプレイに熱中。
「ブラジル限定のポケモン出てこないかなー」とでも思いながら遊んでいたのでしょう。
画面上に出現するはずもないポケモンを延々と待ち続けた結果、50万円という目を疑うような高額請求に至ってしまったようです。
(その後ケータイ会社に事情を説明し、何とかなったようです。)

残念ながらポケモンをゲットすることは出来ませんでしたが、
一番欲しかった金メダルをゲットできて何よりですね!





 

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