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最期の親孝行。

まずは1週間もの長いお休みをいただき、
急遽予約変更していただいた患者のみなさん、
そしてその間いろいろと忙しかったでしょう、
アトラスのみんな、本当にありがとうございます。

 

 

 

すでにお知りになった方もいらっしゃるとは思いますが、
今月12日の土曜日に父が亡くなりました。

 

11月に肺炎を患い、先月末から点滴を外し、
それから約3週間もがんばってくれました。
この父の体力は息子ながらさすがだと思います。

 

いざ釧路に帰ってみると葬式の細かい打ち合わせや、
様々な手続きなどで全くと言っていいほど自分の時間が無く、
父との思い出を振り返る余裕などないくらい忙しかったのですが、
それが逆に気が紛れてよかったなと今は思っています(*^^*)

 

また、訪問してくれた親族やたくさんの仲間、
私の友人までも 家族以上に涙を流し悲しんでくれました。
そしてそばにいてくれるだけで心強かったです。
本当にみなさんありがとうございます。

 

 

 

人前で辛い顔や苦しいとか悲しい顔をするな。

 

子供の時なんかによく人前で泣いていたりすると、
このようなことを言われ、それをすると露骨に怒られました。
男として、長男としてしっかりさせたかったんだと思います。
(姉がかなりしっかりしていたので余計にそう見えたんでしょうね(笑))

 

父は私がいかに自分自身に甘く、弱い人間だと 誰よりも理解し、
そしてそれを私自身にいつも教えてくれました。

 

今回、父がもう長くないと悟った時に 非常に辛く悲しい気持ちでしたが、
そのことをあらためて思い出し、人前では常に明るく振舞い、
式が無事に終わり天国にしっかり送り出してあげるまでは
そのことだけはしないようにと自分の中で決めていました。

 

そしてそれが息子としての最後の親孝行になるとそう思ったのです。

 

 

 

まだまだ本人はきっとむこうで心配してるかと思います、
家族もみんなふとした時に悲しみや喪失感に襲われる時があるでしょう。
正直まだ早いと早すぎると悔しい気持ちもあります。

 

でも、少しづつだったり時間はかかるかもしれないけど、
確実に前を向いてみんな しっかり一生懸命生きてるから大丈夫。
だから安心して天国でゆっくりしてほしい、 そう思います。

 

いずれみんなそっちに行くからその時は
むこうでまた楽しくお酒でも飲みましょう(笑)
そして最後に一言。

 

息子でいれたこと誇りに思います。
家族のために頑張ってくれてほんとうにほんとうにありがとう。
お疲れさまでした。今はどうかゆっくり休んでください。

 

 

 

 

以上、私事ではありますがご報告させていただきました<m(__)m>

 

さてさて、これからますますパワーアップした田中が
みなさんにカイロの素晴らしさを伝えていくので、
今年も是非是非覚悟しておいてくださいね(笑)

 

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