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チャナティップ

コンサドーレが好調をキープしています。
最近の8戦負けなしで、J1でのクラブ記録を更新しました。
まだまだ前半戦とはいえ、なんと現在リーグ4位という順位は驚きです。

しかしこの好調を予測していたのが土曜日に今シーズン自身3ゴール目を
決めチームに欠かせない存在となっている、タイのメッシことチャナティップ選手です。
シーズン前に「4、5位に入れる力はある」と言っていたのです。
今のところ、その通りになっているのがすごいです。

さてそんなチャナティップ選手ですが、オフシーズンにしたことは?の質問に
「出家をしました」と回答。
今シーズンの大活躍の秘密はこの出家にあるかもしれません!

なぜ出家をしたのか気になり少し調べてみました。

仏教国であるタイ人は輪廻転生を信じていて、現在の自分は前世の行いによるもので、
現在の自分の行いによって幸せな来世が訪れるという考え方をするようです。
そして仏教概念として「タンブン(=徳を積む)」というものがあり、
タンブンが多ければ来世幸福に生きられるし、足りなければ身分の低い人間として、
あるいは動物や地獄に生まれ変わることもある、などとされているようです。

出家すると、

「社会的に認められる」
「出家自体がタンブン」
「親にタンブンを献上できる=親孝行」
などの意味合いがあるようです。
そしてチャナティップ選手は今年恋人と結婚したいと考えていたようです。→その後破局した様子(>_<)
(結婚をした後の出家はブン(徳)が少ない)

来世の幸福に大きく関わってくる「タンブン」には
・僧侶に托鉢する
・五戒を守る(殺生をしない、盗まない、犯さない、嘘をつかない、酒を飲まない)
・人や動物を助ける、、などと共に
「寺院への寄付」もタンブンになるのですが、
タイ在住でタイ人を妻に持つ方のブログに書いてあったことには笑ってしまいました。

お寺へ行き寄付をすると、お坊さんが集まったお金を数え出し、
「切りが悪い数字だ。もう少しで、9999バーツだ。もう少し、どうですか?」
とタンブンの上乗せを要求してくるのだそうです。笑
(9は、タイ語でガーオといい、進むという意味の(ガーオ)と発音が似ていることから、縁起がいいとされている)

自分の所属するお寺がこんな感じだったらイヤですよね。笑
ちなみに私の親の実家はお寺ですが、もちろんこんなことはしておりません。笑

 


出家の修行中のチャナティップ選手

 

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