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MONOEYES@ZEPPSAPPORO

先日、久しぶりにライブに行って来ました。
活動休止中のバンド・エルレガーデンのカリスマボーカル、
細美さん率いるモノアイズというロックバンドです。

いいライブでした。
この日はミサイルが北海道を通過して行った日でした。
MCでギター・ボーカルの細美さんが
「Jアラートを見て宿泊しているホテルのバスルームに逃げた」と
話すとギターの戸高さんも「俺も」と。
緊迫した状況ではありましたが、メンバーの二人がとっさに取った行動が全く同じだった事に、
思わず客席からは笑いが。
細美さんは「取り敢えず今だけは楽しもうぜ、で、終わったら皆(今日の事について)ちゃんと考えよう!」と言っていました。
このミサイルの問題、、かつてない非常事態であることに間違いないとは思うのですが、
正直あまり実感が湧きません。
ただ、平和であること、何事もない日々というのは当たり前ではなく
有難いことなんだという気持ちにはなりました。

このMCからもお解り頂けたかもしれませんが、
この細美さんはもの凄く熱い人なんです。
サッカーで言う本田、テニスで言うと松岡修造、、、
と言っても過言ではありません。
人によっては「惚れて舞うわー」、人によっては「なんや暑苦しいですわー」
「この人えらい自分に酔ってはりますわー」と
好き嫌いが分かれる存在だと思いますが、僕は前者です。変な趣味はないですが(笑)

もう10年以上第一線でやっているにも拘らず、全国ツアーは車2台で移動。
しかも自分で運転するんだそうです。
そしてすごいのがチケットの安さです。
何とZEPPで2600円。同じZEPPで7千円取るアーティストもいる中
その半分以下という驚きの金額です。
昔、あまりに食べれなくて隣の部屋に盗みに入ろうと思ったことがあるそうで、
(学生など若いファンも多いので)「すまねえ、みんな。そんな思いしてきてくれてありがとう」との思いから、「偉い人とケンカしてもそこ(チケット代を上げないこと)は譲れない」というのです。
ライブ中はファンの事を「お前らみたいなバカ」(笑)と普通に言います。
完全にツンデレです。笑

そしてこの細美さんはボーカルとしても凄いんです。
何がすごいかというと英歌詞の曲が多いのですが、英語の発音が、
びっくりする位上手いんです。
初めて歌を聞いた時は洋楽だと思ったほどです。
YOUTUBEのコメント欄には英語でのコメントも多いのですが、
「ビデオを見るまで彼らが日本人だとは思わなかった」とか
「ほとんどの英語のバンドより英語がうまいんじゃないの?」
などの言葉が並んでいます。

エルレガーデンを知らない方、興味のある方は、YOUTUBEなどで一度聞いてみてください!
勉強法は「同じ洋画を20回観る」だったそうですが、
ホントに?って感じです。笑

では最後にそんなかっこいい細美さんに僕が唯一「えっ?(笑)」となった
ローリングストーン誌のインタビューの一部を抜粋し紹介して終わります。

─はい。やっぱりそこは変わらないんですね。

昔、名古屋でかな、売れてない頃に、
メジャーのバンドと対バンした時にスタッフが弦を替えてるのを見て、
「てめえがその夜弾く楽器の弦を自分で替えられなくなったら終わりだな」って思ったのをよく覚えてる。
で、その時いたおっさんに、そのまま言ったの。
そしたら、「お前、売れた時に同じことが言えなかったら偽物だぞ」って言われて。
言えるわ、ボケ!と思って。

─そこも変わらずやってる。
いやいや、弦は替えてもらってるよ(笑)。

─えぇ(笑)?

でも、弦の替え方がわからないヤツにはなってないよ。

、、、替えてもらってるんかーい(笑)。以上です

 


MONOEYES 細美武士

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