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またもや君が代と厄年 

またまた患者さんから質問をいただきました。
君が代の歌詞ってどんな意味なんだろうね?
と言われたのでさっそく調べてみました。

君が代は
千代に八千代に
さざれ石の
いわおとなりて
こけのむすまで

君が代の歌詞を直訳すると

君が代は千年も八千年も、
細石が大きな岩となって、
それにさらに苔が生えるほどまで
長く長くずっと続きますように

となるそうです。


細石だったんですね。
歌では「さ~ざ~れ~」で一息つくので
君が代は、千代に八千代にさざれている、
のだとばかり思ってました(笑)
「さざれる」の意味はまったくわかりませんが・・・
そして「巌となりて」は「岩音鳴りて」と勘違いし
さぞかし厳かな音を鳴らしていたんだろう、と。
勘違いだらけですね(笑)


なんと英訳もあったので載せておきます。
A thousand years of happy life be thine!
Live on, my Lord, till what are pebbles now,
By age united, to great rocks shall grow,
Whose venerable sides the moss doth line.
“汝(なんじ)の治世が幸せな数千年であるように
われらが主よ、治めつづけたまえ、今は小石であるものが
時代を経て、あつまりて大いなる岩となり
神さびたその側面に苔が生(は)える日まで”

 

 

さて厄年ですが、日本だけではなく世界にもあるようです。
厄払いの仕方はそれぞれの国で違います。

中国では金色や赤いものを身につけます。
多くの人は赤い下着をつけているようです。
厄年を迎えた年男、年女は、春節から1週間は、
赤い服を着て過ごし、家から出てはいけないと言われています。

イギリスでは厄年の数だけ木の実を集め、
外気に3日3晩さらしたあとに、近所の庭先で木の実を焼きます。
焼くときは大勢の人が見に来てくれると、厄払いの効果が高いと言われています。

スペインでは親戚や友人など、大勢が見守る中で、
厄年の年齢の数の馬の肉片を見守られながら食べます。
その後、一昼夜に渡って歌ったり、踊り明かしたりします。

エジプトでは近隣の老人から布地をもらい歩き、
その布地を継ぎ足していって身にまとうものを作ります。
こうして作った衣装が、厄を落としてくれると考えられています。

トルコでは等身大の泥でできた人形を友人や親戚で作り、
原色の服を着せて水に流します。
このとき必ず厄年の本人は、家にいなければいけないとされています。

一番つらいのはスペインの厄払いでしょうか。
衆人環視のなか歳の数の馬肉を食べるなんて、どんな拷問ですか(笑)
その他の厄払いも難儀しそうですが。



Kさんの大阪土産のマヨおかき、スタッフ皆で美味しくいただきました。
ありがとうございました。

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