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歴史のお話

突然ですが、みなさん鎌倉幕府の成立年を覚えていますか?
語呂合わせで暗記するものの中で特に有名ですから
覚えている方も多いと思います。

1192年・・・「いいくにつくろう鎌倉幕府」ですね。

しかし、最近では1192年ではなく1185年で教科書に載っていると聞きました。

「いいはこつくろう鎌倉幕府」と言うそうです。

 

新事実や新解釈により歴史は変わっていきますが、
そのなかでもびっくりしたのが、

「ネアンデルタール人や北京原人、ジャワ原人は現代人の祖先ではない」

というものです。

 


以前は図のようにそれぞれの地域でそれぞれが進化していったと考えられていたのですが、

 

 

 


今ではもともとアフリカにいた現代人の祖先が世界中に広まり、各地域にいた旧人たちの子孫と混血することなく、
それに取ってかわったという単一起源説が支持されているそうです。

他の旧人はすべて絶滅したとのことですが、理由はわかっていません。

ただ、ネアンデルタール人はヨーロッパを中心に西アジアから中央アジアにいて約2万4千年前に絶滅しましたが、
そのころ現代人の祖先は同じ地域に進出し、生活していました。共存していた可能性があるんですね。
実は交流もあったのではないかとも言われていて、今後、新事実が出てくるのが楽しみです。

 

 

 

 

アフリカを出た現代人の祖先は下の図のように世界に広まっていったそうです。



60000年前に西アジアにいた人類が東西に分かれ、再び出会うのが500年前の15~16世紀ごろの大航海時代。
香辛料などを求めて西へ行ったヨーロッパの船乗りがアメリカ大陸の住民と会うことで「人類の」世界一周は成し遂げられます。

こんな様子で出会ったのでしょうが、これがまさか人類にとっての感動の再会だったとは・・・(笑)
本人たちは知る由もないですよね。

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