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猪口令糖の危機

な、な、なんと!

2020年ごろにはチョコレートが食べられなくなるかもしれません。
ある報告書によると、2020年の1月には需要のほうが供給よりも
100万トン多くなる見込みだとしています。

 

 

チョコレートの原料であるカカオの供給不足になる原因として、

1.地球温暖化による干ばつ
2.カカオの木がかかる病気の拡大
3.とうもろこしなど生産性の高い作物への農地転換

などが挙げられています。

さらに、中国やインドでの需要の拡大もあるそうです。

 

カカオは、古くは「神様の食べ物」として王侯貴族のみが口にしていましたが、
近代になり誰もが知っているお菓子「チョコレート」としてみんなに食べれらるようになりました。
それが、また特別な食べ物へと変わっていってしまうのでしょうか・・・

ただ、生産者も品種改良をして生産量を増やそうとしているそうで、
その成果が早く出ることを期待します。
あんなに美味しいチョコレートをすぐに食べられる現在はとても幸せなんですね。


 

 

 

補足:

「誰もが知っている」と書きましたが、カカオの生産者には
チョコレートのことを知らない人もいるそうです!!

カカオ農園で働いて得られる給料は1日7ユーロであるのに対し、
チョコバーは1枚2ユーロで売られているため手軽に買えないとのこと。

初めて食べた人は「なんて甘いんだ!」と言っていました。
作ったカカオはワインになると思っていたんだとか・・・



見てください、この笑顔。
やはりチョコレートは食べると幸せになれるのですね。

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