Home > 松山の日記 > もし熊に遭遇した時、どうしたらいいか?

もし熊に遭遇した時、どうしたらいいか?

前回の高樋先生から引き継ぎ、今回は熊とのトラブルの防ぎ方について書きます。


北海道では身近な熊とのトラブルを防ぐには、
まず出会わない事が最善の対処法とのことです。
出会った状況や熊の性格によって対処法は異なり、
それらの方法も100%の効果があるとはいえません。
熊との事故を防ぐには、出会わない事が最も重要です。

それでも出会ったら、ゆっくりとその場から離れること。
熊は素早く動くものに反応し、走って逃げると後を追いかけてくる可能性があります。
走ったときの最高速度は時速60kmとも言われています。
もし向かってきたときは、倒木や石の上に立ち、自分を大きく見せ、
大きな声と音をたてて威嚇するという強気の対応がいいそうです。
そして万が一襲われたときの1番ベストな防御姿勢は、
うつ伏せになって顔と腹部を守り、首の後ろに手を回して保護、
リュックを背負っていればそれがプロテクターとなります。
転がされても、その勢いで元の姿勢に戻ることが大事です。

以前は死んだふりがいいといわれ誰もがそのことを知っていたのですが、最近では否定的です。
では、なぜこの迷信が広まったのかについての記述があったのでご紹介したいと思います。

熊による殺傷事件で最大のものが大正4年に
わがアトラスブログファンでありますNさんの故郷(笑)、
北海道苫前町で起こり、一頭のヒグマが7人を殺し、3人に重軽傷を負わせました。
この事件で生き残った6歳の少女が事件を気付かずに
布団の中で眠っていてヒグマに襲われることなく助かったそうです。
その他にもこれに近い事件が明治から昭和初期まであり、
それらのエピソードが広まり迷信を生むきっかけの1つになったのではとのことです。

狸小路にある熊の剥製ですが、こんなのに襲われたらひとたまりもないですね。
生涯で1度も出会わない事を願います。

Home > 松山の日記 > もし熊に遭遇した時、どうしたらいいか?

Search
Feeds