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六曜について

2012年12月24日の田中先生のブログにあった赤口や大安などの六曜ですが、
それについて、TVで興味深いことを言っていたので調べてみました。

六曜は古くからあったようですが、とてもマイナーな占いだったようです。
それがなぜこんなにもメジャーになったのかというと・・・

それは、明治時代に旧暦から新暦に変わったことと関係があります。

 

 

それまでの旧暦には、暦注といって吉凶の方角や
その日の注意事項が書かれていましたが新暦になり、
明治政府も占いや迷信を載せることを禁止しました。
そうすると、暦が数字だけの味気ないものになり売れなくなりました。
そこで、暦を作っている会社が六曜を載せたそうです。

この六曜、占いではありましたがあまりにもマイナーなため
明治政府の暦に関する注意事項に入ってなかったとのこと。

暦は六曜を載せたことでまた売れ出したため、
これほど一般に広まったようです。

 

 

 

しかし、この六曜の解釈はいろいろあるようで、
たとえば、仏滅はもともと物滅と書かれ、物を相手に取られるということで仏教と何の関係もありません。
しかも、「物が一旦滅び、新たに物事が始まる」とされ、大安よりも物事を始めるのには
良い日といわれることもあり、「どっちなんだ??」と迷ってしまいますね(*_*)

昔は、賭博のげん担ぎ程度に使われていたという話もありますし・・・

いったい、何を信じたらいいのでしょう??

 

 

それについて、吉田兼好さんが約700年前に著書『徒然草』の中でこう言ってます。

「吉日に悪をなすに、必ず凶なり。悪日に善を行ふに、必ず吉なり。
吉凶は、人によりて、日によらず。」

 

 

さすがは世捨て人の兼好さん、人生を達観しております。
結局は、どんなときも良い行いをしなさいということなのでしょう。

 

蛇足ですが、
別の段ではキラキラネームをたしなめてもいます(笑)
昔から同じような問題はあったんですね。

 



Nさん、お土産ありがとうございました。
カープはあまり調子が良くないようですね・・・
これからに期待しましょう!(^^)!

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