- 2015-06-24 (水) 10:24
- 松山の日記
2012年12月24日の田中先生のブログにあった赤口や大安などの六曜ですが、
それについて、TVで興味深いことを言っていたので調べてみました。
六曜は古くからあったようですが、とてもマイナーな占いだったようです。
それがなぜこんなにもメジャーになったのかというと・・・
それは、明治時代に旧暦から新暦に変わったことと関係があります。
それまでの旧暦には、暦注といって吉凶の方角や
その日の注意事項が書かれていましたが新暦になり、
明治政府も占いや迷信を載せることを禁止しました。
そうすると、暦が数字だけの味気ないものになり売れなくなりました。
そこで、暦を作っている会社が六曜を載せたそうです。
この六曜、占いではありましたがあまりにもマイナーなため
明治政府の暦に関する注意事項に入ってなかったとのこと。
暦は六曜を載せたことでまた売れ出したため、
これほど一般に広まったようです。
しかし、この六曜の解釈はいろいろあるようで、
たとえば、仏滅はもともと物滅と書かれ、物を相手に取られるということで仏教と何の関係もありません。
しかも、「物が一旦滅び、新たに物事が始まる」とされ、大安よりも物事を始めるのには
良い日といわれることもあり、「どっちなんだ??」と迷ってしまいますね(*_*)
昔は、賭博のげん担ぎ程度に使われていたという話もありますし・・・
いったい、何を信じたらいいのでしょう??
それについて、吉田兼好さんが約700年前に著書『徒然草』の中でこう言ってます。
「吉日に悪をなすに、必ず凶なり。悪日に善を行ふに、必ず吉なり。
吉凶は、人によりて、日によらず。」
さすがは世捨て人の兼好さん、人生を達観しております。
結局は、どんなときも良い行いをしなさいということなのでしょう。
蛇足ですが、
別の段ではキラキラネームをたしなめてもいます(笑)
昔から同じような問題はあったんですね。
Nさん、お土産ありがとうございました。
カープはあまり調子が良くないようですね・・・
これからに期待しましょう!(^^)!
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