ある出会い・・・

この前本屋に寄った時のこと。そこは普段は行かないので
どこに何があるかを見ながら店内をウロウロしていたところ、
面白そうな本を発見しました。それは・・・

『磯野家の相続』
帯には「どんなに幸せな家族でも必ずモメる!!」と書いてます。


あまりのインパクトのある文章に、気付いた時には本を買っていました。
内容は、関心の高い相続問題を昔から慣れ親しんだ
サザエさんの登場人物に教材となってもらい勉強するというものです。

しかし、中の目次を見ると刺激的な文が並んでいます。
「波平、安らかに永眠。その時磯野家では何が起こる？」
「誰が波平の遺産を受け継ぐ？未亡人のフネ、頭を悩ます。」
ここまでは一般的に起こりうることですが、次から複雑になってきます。

「どうして、ぼくだけが・・・。カツオ、相続権を奪われる！」
「サザエ、2人目を身ごもる！お腹の赤ちゃんにも相続権はあるの？」
「えぇぇっ！波平に、まさかの愛人！隠し子にも相続権が？」
「波平の再婚相手に、ある疑念が・・・。磯野家全員で無効を訴える！」

などなど、あまりにドロドロしていて、磯野家のイメージが大きく崩れますが、
そのおかげで相続という難しい問題が、イメージしやすくなってます。
普段ならまず読まない本ですが、今も興味深く読んでいます。
読み終わったらアトラスに置きますので、ぜひ読んでみてください。

では最後に崩れてしまった磯野家のイメージを、
今年の雪まつりの大雪像を見て元に戻しましょう。

やっぱり、日本の幸せな家族の象徴ですね。